ネット集客

ブログやホームページにかかる経費がお店の利益を圧迫しているなぁと感じていますか?

継続して来店・問い合わせ・申し込み・注文・予約などがあり、その売上が会社の一つの軸となること

この定義に沿ったホームページ(ブログ含む)を「働くホームページ」と私は呼んでいるわけです。

ところで、リアル営業ネット営業、あなたのお店の売上の割合はいかほど?

リアル営業とは、インターネット抜きで行なっている営業活動のことです。

ネット営業とは、ホームページやブログなど主にインターネットを利用して行なっている営業活動です。

今回は、ホームページ・ブログの位置づけや考え方について紐解いていきます。

リアル営業とネット営業の売上と経費

例えば、お店の月間売上が200万円とします。これをリアル営業とネット営業で分けて売上と経費を考えてみると、

<リアル営業>
売上200万 経費60万

<ネット営業>
売上0 経費3万

ネット営業開始当初はこんなもんでしょう。どんなに早く結果が出るにしても数ヶ月はこの状態が続くと考えた方が良いです。まぁ、そうじゃないパターンもありますが。

要は、毎月毎月ネット営業の経費が利益を圧迫する状態になるのですが、初期段階ではこういう状態が続くということを想定しておかないと、悪い方に悪い方に思考が流されていきます。

そうなると、

・パソコンが得意な若者をバイトで入れてブログを書いてもらおうなどと安易に考え、その結果得たのは、さらなる経費(バイト代)の上乗せのみ・・・
・何を思ったか反省や改善など何も取り組んでないのに、このホームページが悪いと言ってと突然リニューアルしてアホみたいに経費(制作料)を上乗せ・・・

という目も当てられない状況になったりします。

目的や目標を掲げる

お店の新規開店は、当然ですが目的や目標を掲げます。2店舗目、3店舗目と事業拡大する時も、立地や交通量や客層、あらゆる条件を考慮した上で売上目標などを決めると思います。

逆に何も考えずにお店を立ち上げたり、事業拡大したりする人がいたとしたら「この人(お店)大丈夫かな?」と誰もが思うでしょう。

ホームページ・ブログも一緒ですよね。いわば新規店舗のオープンですよ。

でも不思議と何も考えない人が多い。というか軽く考える人が多い。

初期投資が数十万かかる場合もあるという意味では重く受け止める人もいますが、かかる維持費や運用費や目標、そしてどうやって投資分を回収するかをきちんと考えない。

これじゃ上手くいきません。何度も言いますが、要は軽く考えてるのです。

私の所にホームページ制作で相談にきた人の中にも、「そんなに大変ならちょっと・・・見送ります。」といった人が何人いたことか。

そういう人を引き止めて、無理やり説得してホームページを作っても絶対うまくいきません。

働くホームページ・ブログは、お店の売上の一つの軸となるものです。

立ち上げは、できるだけリアル店舗の新規オープンと同じようなスタンスで考えてください。

ホームページ・ブログは実はコスパが良い

ここで考えてみてください。

リアル店舗のオープンっていくらかかりますか?

店舗の賃貸契約または新築工事、内装外装工事、チラシやフリーペーパーなどの広告、諸々の手続きのための人件費、少なくとも数百万円単位にはなるでしょう。維持費も家賃と光熱費だけ考えても、10万円を切るパターンなんてそうそうないでしょう。

それと比較すると、ホームページ・ブログにかかる費用ってのは安い。

制作に100万円かかることなんてそうそうない(かかることもあります)です。私が請け負っている例で言えば、価格帯は20万~50万くらいです。

毎月の経費にしても、リアル店舗は家賃と光熱費がかかりますが、ホームページ・ブログは維持費と集客のための費用を合わせても、10万円なんて超えることはそうそうありません(やり方によってはかかることもあります)。私が請け負っている例で言えば、価格帯は維持費と集客コンサル合わせても3~5万くらいです。

どうでしょう。こうして見るとリアル店舗よりも圧倒的にコスパ良いですよね。

将来、あなたのお店に、ウェブ上からお客様を呼び込む流れができたら、夢はとても広がります。

ただし、注意点があります。

その流れを手に入れるには、つまり目標の売上に達するまでの道のりは、リアル店舗よりも多くの時間がかかるのは事実です。

さらに、正しいノウハウというか、あなたのお店に合ったノウハウなどの情報が手に入りにくいというのもまた事実。

最低限、間違った情報や、間違ってはいないけどあなたのお店に合致しない情報に振り回されないようにしてください。