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お店のスタッフとホームページ業者が協力・連携するには?

前回の記事と似てますが、少し違ったパターンのホームページ成功の秘訣です。

ホームページ制作とその後の運用のサポートをある程度知識のあるスタッフと業者にまかせるパターン。

スタッフにある程度の技術と知識があり、また、それらを活用して業者と連携する能力が求められます。

私の経験上、このパターンで重要なのは、「スタッフがどの程度の能力があるのか」これを見極める力をお店のオーナーが持つことだと思います。

オーナー「ねえ○○君、パソコン出来る?」
スタッフ「はい、まぁ大体は・・・」

オーナー「ねえ○○君、ホームページ作れる?」
スタッフ「はい、簡単なヤツなら作ったことありますけど。」

この程度の会話で担当を決めてしまいがちですが、これでは失敗への道のりがスタートします。「パソコンが出来る」これほど曖昧な言葉はありません。

パソコン組み立てができるのか?
パソコンを使ってウェブデザインができるのか?
エクセルやワード程度しかできないのか?
ブログを更新する程度なのか?

「ホームページ作れる」これまた抽象的でつかみどころのない言葉です。

htmlが理解できるのか?
SEO対策が理解できるのか?
CMSは理解しているか?
テンプレートを使わないとできないのか?
人が作ったものを編集できるのか?
タグ打ちで作ることができるのか?
ドメイン、サーバーの概念を理解出来ているか?

スタッフの知識と技術をこまかく知る必要があります。趣味のサイトを立ち上げたことがあるとか、パソコン組み立てが出来るとかでは、ハッキリ言って畑違いです。必要なのは「ホームページを使って売上をアップするための技術・知識」です。

しかし、スタッフにそこまでを求めるのは無理がありますよね・・・まあ難しいところなのですが、少しの技術・知識とそれを持って業者と会話が出来る能力はやっぱり必要です。

知識がなくても柔軟に何でも理解してレベルアップするスタッフもいれば、言われたことだけをするスタッフもいますので、そこらへんの判断と適材適所の配置がお店のオーナーには求められるということになり、やっぱり簡単ではないということが、この記事を書いている時に再認識させられました汗

前回もお伝えしましたが、一発で売れるホームページを完成させるのはほぼ不可能と言っても過言ではありません。

ホームページは作るだけでなく、育てる事が重要なのです。

そのためには、しっかりとした下準備とブレない目的を持つことです。

自社で何ができるのか?業者に何を依頼するのか?

プロジェクト全体のどの部分を誰が担当するのか?

きちんと決めて情報共有して協力・連携してください。