肩書きや豊富な経験といった「権威」。
これはホームページなどの制作プロジェクトにおいて、時には悪影響となり得ます。
その道の著名人の言うことに人は信頼を置く
ホームページ集客に関しては、あの有名な誰々がこう言っている。
デザインに関しては、あの有名な誰々がこう言っている。
その道において権威のある人の言葉は、説得力があり、重みがあり、納得させられます。
その多くがとても役に立つことであり、当然取り入れれば効果あるよね!と考え、自分のビジネスにも落とし込んでみよう!という気になります。
ただ、それが今の自分たちの業務やプロジェクト、部署やチームに合っているものなのか?
ということは、安易に落とし込む前に考える必要があります。
社長の言うことには何も言わず従う
また、著名人ではなく、わが社の社長が言う言葉。
これは、自分が納得しようがしまいが、社員は意見を言わないし、黙って従うという会社はいまだ存在してますね。
「何を言ってもまともに聞いてくれない」「すぐ論破しにくる」「もう社長の中では答えが出ているでしょうが」
など、色々な心理が社員には働くようです。
ホームページ制作や集客、また営業活動において、「かの有名な誰々がこう言っている」「営業活動はこうあるべきだ」などと、読んだ本に書いてあることをまくし立てて、反対意見を取り入れない。
著名人の言葉を例に出し、社長が意見を述べ指示を出す。
これはもう最強です。口を出すことができませんよね。普通。
ドラマみたいに全員がやる気を出す会社、あまり見たことないですよね。
上下関係を意識しないチームは強い
終身雇用、年功序列といったものがもはや崩壊している昨今、雇い方や働き方にも変化が現れてきています。
社内のムードも規律正しくというよりも、カジュアルになってきているような気がします。
それを良しとするかどうかは意見が分かれると思いますが、一昔前とは考え方も働き方も変わってきています。
昔ながらの働き方を強要するのではなく、お互いを尊重し合い、全員が最高のパフォーマンスを発揮できるような職場づくりを考えるタイミングかも知れません。
なんか記事タイトルからずれてきているような気がしてきたので、締めます(笑)
なにはともあれ、良いホームページ作りにおいて、「良い社内環境」「良いチーム」、であればあるほど良い影響を与えるということです。
一度、本気の社内改革を考えてみるのも良いかもしれません。