制作実績500件突破!
などと言ったキャッチコピーは、よく見かけると思います。
「へぇ~ホームページを作って成功したところが500件もあるんだ!」、「これなら安心だろう」と考える見込み客は多いでしょう。
「ここにお願いしよう」と思う一つのきっかけになると思います。
業者側から見ると制作実績の件数は当然プラス要素なので、多ければ多いほどキャッチコピーとして利用しない手はないでしょう。
かく言う私も、ホームページ制作を売上の一つの軸としているので、業者側の立場なのですが、だからこそ「その実情」を色々なお客様から耳にする機会は多いです。
そしてその内容は「不満」であることもめずらしくありません。
少し例を挙げますと、「作ったけど縛りが多くて思うように更新できない」「業者にメールで質問しても返信が遅い」「電話に出ない」「安いから作ったけど何をするにも別料金」「集客につながっていない」
そうなんです。見極めるべきは、「制作件数」ではなく、1件1件「どのように集客につなげているのか?」なのです。
ホームページを作るからには、思い通りに更新できて、その際アドバイスも聞きたい、そして集客につなげたい!と思うのは当然です。
極端な話、あらゆるサービスを削って激安で売り出せば、制作件数は稼げます。
逆に、制作事例の中から一部だけでも集客事例をピックアップしてあったら、その事例を見て自社に合っているか判断要素としてみることができますね。
制作件数の多さだけをアピールして、その制作から集客までの事例には触れていない業者は、慎重に見極める必要があるでしょう。