1-2.定義に沿ったホームページを作るために

考え方をリセットして失敗への道のりを潰す

もしあなたが「ホームページは作ればOK。あとは勝手に集客してくれるんでしょ?もし集客できないなら業者が悪いんだ。別の業者を探さなきゃ!」と言う考えをお持ちならば、一度その考えをリセットする必要があります。

少しずつ世間に認知されてきてはいますが、上記のような考えを持った方がいまだ数多く存在するのも事実です。

中には、制作会社がコンテンツ内容の考案、写真の撮影、画像の加工、文章の作成、集客、さらには売上アップまで、制作から運用に係わる全てを担ってくれると思っている方もいるようです。

「ネットやホームページのことは良くわからない」と言われる層の方々にそう言った傾向が見られます。

そして、そんな方々が経営する会社が辿った「ホームページ失敗への道のり」をずいぶんと見て来ました。

実際に私がホームページ制作の依頼を受けた会社でも、「既に何回か業者を変えたけど、うまく行かない。」と言う相談から入ることもよくあります。

理想的なホームページへの道のり

ここで少し考えてみてください。

通常、顧客を開拓し自社の商品やサービスを紹介し販売につなげて利益を得るには、営業マンの足を使った努力やイベント・キャンペーンなどの企画・宣伝などの、言わば「リアル営業」が必要不可欠な要素です。

そしてそこには給料や広告費などの経費が必ず発生します。

規模によって違いますが、年間にすると数百万~数千万円もの額になるでしょう。

その仕組みの上で会社は利益を得ることができます。

図1の例で言うと、年間200万円の利益です。

一方で、ホームページやブログのインターネットで集客する「ネット営業」は、「人件費も広告宣伝費もかからず、集客ができる」とよく言われます。

そう聞くと「リアル営業」と比べて、とても魅力的に見えます。

なぜなら、もしその通りだとすると図1の例から経費がまるっとなくなるわけですから。

たしかにホームページは、それに近い状態にまで育て上げることは可能です。

その状態になれば、まさに理想的なホームページとなるでしょう。

しかし、そこに到達するには「知識やノウハウ」が必要です。

そして、それを得るためには、ある程度の「時間」または「資金」が必要なのです。

進む方向を見誤らないようにする

では、まず「知識やノウハウ」とは何のことを指しているのか?

その一つとしてあるのが先述した「リアル営業」すなわち、営業マンの足を使った努力や、イベントやキャンペーンの企画などですね、それをそのままホームページに組み込むことなのです。

営業マンの話す力・聞く力・提案力、イベントやキャンペーンでお客様が得られるメリット、それらを会社の商品やサービスと絡めてホームページ上で発信し続けることなのです。

そう、実はもう皆様その知識はお持ちですよね?

このホームページにたどり着いた方々の多くは、実際に会社を経営されている方々だと思います。

当然ですが会社の強み・商品の知識や特徴は頭に焼き付いていることでしょう。

「リアル営業」では、チラシやパンフレット、DM等の配布、イベント開催、新商品キャンペーン、割引セールなどの営業活動を随時行なっていると思います。

そこには日々洗練されて行く営業マンのセールストーク、チラシやDMならホットなキーワードを絡めたキャッチコピーなど「活きた言葉」が飛び交っていることでしょう。

ホームページでも同様に、その活きた言葉を使って「ネット営業」として「リアル営業」と同じことを行なっていけば、リアル営業と比較してもはるかに安いコストで運用できます。

次に、「時間」または「資金」について。

時間と資金ではなく、時間または資金と表現した理由は、「資金に余裕があれば、時間を買うことができる」、逆に「資金が限られているならば時間でカバーができる」からです。

極端に言うと、予算ゼロでも体ひとつあればホームページは制作と運用が可能です。

その場合、勉強(ネットで検索したり本を読んだり)をしてノウハウを自分のものにする熱意と習得する時間が必要(時間でカバー)となりますが不可能ではありません。

逆に資金に余裕があれば、ネット広告を利用するなどしての展開が可能です。

その場合、結果が出るまでの時間を短縮できます。

「予算なし&全て自分で」を0、「費用全額負担&業者に丸投げ」を100という数値で表し、自分のお店・会社は0~100のどこらへんに位置するのかを把握しておくとブレない進め方の助けとなります。

その仕組みが社内に出来上がり、ホームページで売上を確保するルーティンとなれば、ネット上に顧客が生まれ続け、リピーターへと育ち、定義に沿った文字どおりの「継続して来店・問い合わせ・申し込み・注文・予約などがあり、その売上が会社の一つの軸となるホームページ」となるのです。

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